1.安定の基準が変わってきている
新たな時代に突入

ここ最近、トランプ大統領の誕生、EUの離脱などあり得ないことが起きたり、人工知能や仮想通貨といった新技術の台頭など、新たな時代に突入して参りました。そんな時代において、安定した人生とは?改めて考えてみたいと思います
かつては同じ会社に勤めることが安定

私自身、両親が公務員という家庭に育ち、非常に安定した生活を送ってくることができました。50~60代の世代は、公務員あるいは会社員として一生同じところで勤め上げることこそが安定であると信じて疑わないです
ただし、それは20世紀の話であり、21世紀はそうではないと私は考えています。世間で安定と言われる大企業に就職できたものの、転職を2回繰り返した上、最終的に独立した私自身の考えを、ここで述べたいと思います
2.安定した人生とは?

キリンの首はなぜ伸びたのか?という話で有名な、生物学者ダーウィンは、こんな言葉を残しています
『変化に最も対応できる生き物が生き残る』
そして、世の中で唯一、普遍なことは、『変化する』ことです。このことは、ビジネスマンにも当てはまると考えています
どんな変化でも、対応できるオールラウンダーこそが、最も重宝される存在という訳です
3.1つの会社に勤め続けることはリスク
同じ会社にいると成長がとまる可能性

終身雇用がすでに崩壊しているということに気づいていない人はいないでしょう。 どんな大企業も潰れる可能性がありますし、成果主義の評価指標が根付いてきつつある現代では、1つの企業に勤め上げることはリスクです
最も危険なのは、大企業のブランドにしがみつき、社内で異動を繰り返し、お払い箱となっている人です。 企業に勤めていると、最初の数年はモチベーションを高く維持できますが、徐々に仕事をこなすだけになってしまい、成長が止まってしまいます
対価に相応しいか問い続ける

常に考えないといけないのは、自分自身は世の中に必要とされる存在なのか?給料に見合った成果は挙げられているか?会社のブランドを外しても、需要はあるか?です
今いる環境で得るものがないのであれば、転職も一つの手段です。目先の給料より、絶対的なスキルを得られることを選択した方が、安定に繋がると私は考えます
ビジネスマンというのは、プロフェッショナルであると私は考えます。なぜなら、労働の対価としてお金を得ているからです。 プロフェッショナルである以上は、アマチュアに対して圧倒的な差を見せ付けなければいけません
4.安定のためにやるべきこと

営業マンであれば、圧倒的な売上をあげること。エンジニアであれば、圧倒的な知識、洞察力をもっていること。自分がやっている仕事に対して、パフォーマンスがあげられているか自問自答してみてください
至らない部分があるのであれば、土日を使って、キャッチアップすることが必要です。なぜならば、プロフェッショナルとしてふさわしくないからです。
いらないプライドは捨てましょう。また、人からの意見を受け入れる素直さを持ちましょう。そうすれば、どのような変化が起きようと、それを生き抜くスキルは自然とついてきます