1.就職活動は誰でも成功可能

就職活動の成功・失敗両方を経験
私は、2008年の就職活動にて、2流大学出身にも関わらず、約40回の面接を受け、落ちたのは僅か2回。8社の1流企業から内定をもらった実績をもちます
実は、遡ること2年前の2006年にも、就職活動を行っており、その際は、20社ほど面接を受けましたが全て不合格。失意の中、大学院に進学する道を選びました
就職活動は少しのことが成功を左右する

たった2年で、就職活動の明暗がくっきり分かれました。2年で、大きく自分が変わったかというとそんなことはなく、たった少しのことを心がけるだけで、就職活動がうまくことに気づきました。就職活動を失敗、成功した、両方の経験をもとに、どうすれば内定がとれるのか、ご紹介させていただきます
2.就職活動は面接力が命
学歴や資格保有は面接に関係ない

どれだけ学歴がよくても、資格を所有していても就職活動は必ずうまくいくとは限りません。内定を勝ち取るためには、面接力が必要です
いい企業に勤めようと、大学受験・資格の勉強を必死にやってきて、面接力がなく就職活動がうまくいかないことは非常にもったいなく、残念です
では、面接力とは何か?それは一言でいえば、企業に対して確実に利益に貢献できる人材であると思わせる力のことです
大事なのは、自己PRや志望動機ではなく面接力

面接では、必ず志望動機と自己PRをどこの企業でも聞かれます。ですが、志望動機で“入りたいんだ“という熱意をどれだけ伝えても、自己PRで企業側が活躍をイメージできるようでなければ、内定は難しい。いくら熱意があっても、使えない人材は企業にとって必要ないからです
面接力を構成する要素は、当方は下記3つだと考えます
(1)自信をもつこと
(2)個性を出すこと
(3)凄いと思わせる何かのスキルを持つこと
この要素は掛け算であり、どれかひとつでも欠けてはなりません。学歴などで自信がもてないというのは、私もありました。ただ、それで恐縮しているようであれば、面接は通過できません
3.自身をもつことから始めよう

就職活動では自分よりトークがうまい、学歴が高い人がうようよいます。そのため、時には根拠のない自身も必要となります
私の場合、見た目が少し人よりよかったので、周りの就職活動をしている人に対して、『学歴は俺より上かもしれないけど、俺のほうがかっこいいやん』などと、自分をコントロールし、根拠のない自信をもって面接に臨むようにしていました
4.個性を出すだけ、注目の的に

個性に関しては、本来もっているのに発揮できない人が多いように感じます。これは、世の中の就職活動の本をこぞって読んでいるせいで、面接ではこうすべきだという、脱個性的なスタイルに無意識の中で誘導されてしまっていることが原因です
正直、面接でこれをやらないといけないということはありません。これをやってはいけないということも、基本的なマナーを守っていれば問題ないと考えます。いつものように、話せばよいですし、私などという言葉は不慣れだと思うので、僕といって構わないです
いつものように話せば自然と、その人の面白さ、明るい性格等の人柄が面接官に伝わり、それが他社との差別化要素になります。先輩と話す感じで、少々失礼だと思うぐらいのカジュアルさで挑んでみてください
5.凄いと思わせることで、内定を確実に

すごいと思わせるスキルは、正直私はあまりもっていませんでした。けれど、それを伝えるストーリーが大事だと思います。例えば、インターハイに出ました、数学オリンピックに出ました等という、特別なスキルをもっている必要があるということをここではいっていません。どれだけロジカルに私はこう考えていて、会社に貢献できるということを伝えるか、そこが重要となります
私の場合は、少々話をでっちあげ、『Aでxxの成果、Bでxxの成果、Cでxxの成果、と何をやっても確実に成果を出してきた。だから、貴社で確実に成果を出す自信がある』と話していました。どんな小さなことでもよい。それをロジカルに、かつ自信に溢れ、自分らしく話せば、『おっ、こいつ見どころあるな』と面接官に思ってもらえる可能性は高まることでしょう