1.コロナによる変化

新型コロナウイルスにより、世の中のルールが一変しました。飲食店、アパレル、美容関係、旅行業といった、オフラインに関わる業界が甚大なダメージを受けています。
一方で、EC事業や、WEB関連システムといったオンライン事業。ステイホームの影響による、小売業や家具インテリア事業が躍進しています。
2.コロナの影響はいつまで続くか?

緊急事態宣言が解除されてすぐに、コロナの影響が払拭できるとは考えにくいです。年内あるいは、来年いっぱいまでは、自粛ムードが漂う可能性が高いです。
そうなると、コロナとどう付き合っていくかの世界がしばらく続きます。所謂、Afterコロナではなく、Withコロナの世界です。
ですので、今の状況は多かれ少なかれ継続します。ということは、企業ではテレワークは継続され、不要不急の外出は控えるといったことが続きます。
短期的期には、今躍進している事業が、Withコロナの世界でも躍進し続けるということです。
3.今後の企業の方向性

私自身、コンサルタントをしている関係上。企業の動向における変化は、日々敏感に感じております。
これまでIT投資には消極的だった企業も、テレワークが常態化する中、テレワークでも生産性が落ちない仕組みづくり、例えばWeb会議の整備、VPNでの社内システム利用、更には、業務可視化ツールの導入ということを積極的に取り組まれています。
今回のことでテレワークでも業務がある程度成り立つことが証明されました。これまで、テレワークなんてあり得ない、対面でやらないとと言われていた世の中の風潮も変わることでしょう。
そうなると、一定数の社員をテレワークに切り替えてオフィス代や通勤費を削減する代わりに、IT投資をしていく流れが確立されそうです。
とはいえ、将来に備えた内部留保をもう一度蓄えなければならないので、コスト削減は最優先で各社取り組んでいくことでしょう。