1.コーチングは怪しい?

コーチングは海外では浸透していますが、日本ではまだ認知度が低いです。また、勧誘やねずみ講といった悪いイメージも持たれがちです。
アメリカ、シリコンバレーの経営者の多くはコーチングを受けていると言われており、書籍「1兆ドルコーチ」にも書かれていますが、Googleの創業者セルゲイブリンや、Appleの創業者スティーブジョブズをはじめとした、シリコンバレーの著名な経営者は、ビルキャンベルというコーチがついていたようです。
Google、Appleにおける成功は言うまでもなく、コーチングにより、その人が持つポテンシャルを最大限発揮することができることを証明しています。
2.コーチングとは何か?

コーチングとは、簡単に言うと、自分自身を見つめ直して、自分の仕組みを理解し、人生を豊かにしていくものです。
子供を見ていると、可能性は無限大で、なんでもやろうとします。ですが、大人になるとだれしも、それまでのトラウマや、苦手意識によって、自分ができると思うことしかやらなくなります。例えるなら、サッカーグラウンド上で、子供は全てのフィールドを使って動き回りますが、大人はペナルティエリアでしか生きていません。
自分のペナルティエリアがどこで、そこから飛び出していくことで人生の可能性を広げていくのがコーチングの最大の効果です。
3.人生の可能性を広げるというはどういうことか?

例えば、人前で話すことが苦手な人は、リーダーシップをとって人を率いたりすることをあまりしません。
コーチングで、これまでやらなかったことがなぜやらなかったのか知る。それは大昔のいじめから来ているかもしれませんし、人前で大失敗して目も当てられなった経験から来ているかもしれません。
なんとなく出来ないと思っていることの原因が明らかになることで、出来ないとは自分が思い込んでいるだけでやらなかったということに気付くかもしれません。そうなると、それ以降の人生で、やるという選択をするだけで、人生の可能性は広がっていきます。
4.コーチングを学ぶためのお勧め書籍

まずお勧めしたいのが、ルータイスが書いた「アファメーション」という本です。米国フォーチュン500社の62%が導入する、世界最高レベルの自己啓発プログラムです。
前述で説明したペナルティエリアのことを、コンフォートゾーンと呼んでおり、そこから飛び出して、ゾーンを広げていくことで何物にもなれると述べられています。
もう一つお勧めしたいのが「一兆ドルコーチ」です。シリコンバレーの伝説のコーチ、ビルキャンベルの実話で、スティーブジョブズをはじめとしたシリコンバレーの経営者に対して、どのようなコーチングをしてきたかが語らている、ノンフィクションです。
5.コーチングを受けるには?

コーチングで有名なのは、アチーブメントやランドマークという研修です。生命保険の営業マンや経営者が受けていることが多いようです。ランドマークについては、4日間で20万円弱であり、この辺りが相場のようです。
決して安くないですが、これで人生が大きく変わるのであれば安いのかもしれません。今の人生でくすぶっているという方は、選択肢のひとつとして考えてみてはいかがでしょうか。