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東芝は破綻へカウントダウン

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破綻へのカウントダウン

東芝は、昨年末、原子力事業での減損処理数千億の可能性が急浮上し、株価が3日で2/3となる大暴落となりました

追い討ちをかけるように、過去に粉飾決算が400億円程度行われていたのではないかという疑惑も浮上しており、破綻へカウントダウンといった様相を呈して参りました

市場では、CDS(クレジットデフォルト)が200を超え、債務超過、ならびに上場廃止の可能性が叫ばれています

現在、新株発行および新規借り入れは難しいため、自力での建て直しが困難な状況であり、銀行あるいは国が救済しないと破綻することとなります

なぜ破綻に追い込まれたか?

大手国内電気メーカーといえば、下記の8社になります

SIER系:日本電気(NEC)、日立製作所、富士通
技術系:ソニー、パナソニック、三菱電機、シャープ
どちらでもない:東芝

大きく、SIERに活路を見出した会社、SIERに活路を見出さず技術で勝負する会社と分かれます。SIERに活路を見出した3社は、SIERの売上比率が50%を超えてきています、一方で、技術で勝負するソニー・パナソニックは苦戦を強いられており、シャープに至っては台湾企業に買収されてしまいました

東芝に関していえば、技術系でありながら、SIERにも手を出している企業です。つまりは、原子力、半導体事業などの技術関連事業を展開しながらも、東芝ソリューションを中心としたSI事業も展開しております

ここで一番問題なのは、SIと技術、どちらも中途半端に手を出して、市場競争力を獲得できなかったことかと考えます

技術系であれば、GEがNo.1,2戦略をとり、選択と集中を図っていることをはじめ、独自の強みを持つ企業がどの領域でも存在し、選択と集中を長年図ってこなかった東芝は苦戦を強いられています

寡占事業となったパソコン事業において、IBMは10年前、日立は7年前、NEC・富士通も直近売却した一方で、東芝はいまだ続けていることを考えても、意思決定の遅さが顕著に現れております

戦略がないまま、選択と集中を図らず、手当たり次第に手を出してきたことが、あだとなっているように見受けられます

今後の東芝はどうなる?

東芝の破綻を考えるにあたって、最も参考になるのがJALの破綻です

JALが破綻した際にとった行動は下記の3つです
①関連事業の売却
②リストラ、給与・年金削減
③本業の効率化

東芝の場合、①については、優良事業であった東芝メディカルの売却など、ある程度実施されてきたので、②と③がメインとなるかと思われます

②については、大規模な希望退職者の募集、給与・年金水準の削減、福利厚生の撤廃、などが挙げられます

東芝は、国内トップ大学卒業の優秀な社員が多いと思われるかもしれませんが、私がこれまで見てきた人たちはそうではありませんでした

正直、学歴はいいのですが、考えていない人が多いです

安定企業の象徴であり、切磋琢磨することもなく、いつしか考える習慣をなくしてしまったのではないでしょうか。そのような人材には、市場の需要は少なく、希望退職したとしても、その後の転職先が見つからない人が大半ではないでしょうか

ですので、給与・年金水準の削減を受け入れて、留まる人も一定数得られるかと考えます

③については、優秀な経営者を外部から持ってきて、事業の選択と集中、ならびに効率化を図っていくことが求められます

現サントリーの新浪さん、マクドナルドの原田さんといったプロ経営者を登用する可能性は高いです

さいごに

東芝は、これまで、事業の選択と集中を図ってこず、優秀な社員も育っていない状況です。このままの延長線上では、再生は存在せず、投資家に迷惑をかけてしまいますが、自社のことだけ考えると、一度すべてを壊して作り上げるほうが手っ取り早いです

今回の破綻は、今後の電気業界の未来のために必要なことであり、けっして悲観することではないと考えます





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