1.はじめ
かつては、プロダクトアウト型といって、企業主体で商品開発を行い、市場にばらまき売り切るという構図でした。昨今、消費者ニーズのある商品・サービスでないと受け入れられない、マーケットイン型が主流となっています
消費者ニーズを掴む方法としては、消費者へのインタビュー形式でのアスキング手法がマジョリティでしたが、意識化していること、おおっぴらに言えることのみしか把握できないという欠点がございます
そこで、注目を集めているのが、ソーシャルリスニングです。ソーシャルリスニングは、無意識の行動含め、ありのままの消費者行動・ニーズが把握できることが最大のメリットとなります
2.ソーシャルリスニング手法
では、ソーシャルリスニングをどうやればいいのか?膨大なTwitter,Instagram,Blogの投稿を目検で見ていくだけでは、偏った解釈になってしまう傾向があります。各企業のマーケティング担当者でどうすればいいか悩まれている方は非常に多いです
いろいろ手法はございますが、一番手っ取り早く導入するためには、ツールを使うことをお勧めします。ツールを使い、商品やサービスに関するキーワードを検索し、どのように消費者がつぶやいているのか?確認する形となります
ツールの良さは、エンゲージメント(いいね+リツイート+返信)が高いもの順に投稿を表示してくれたりするので、効率的に消費者の関心が把握できます
また、ネガティブ要素、ポジティブ要素のワードのランキングも表示してくれるため、どういった反応なのか、手っ取り早く理解できます。例えば、ネガティブ要素に、商品が使いづらいとあれば、商品パッケージの改良など、すぐに対応が可能となります
このように、ソーシャルリスニングは、リアルタイムに消費者の感度・関心が把握可能で、すぐにアクションを行うことで、消費者のニーズに合わせた商品・サービスに仕立て上げていくことが可能となります
3.ソーシャルリスニングのツール
ソーシャルリスニングのツールといっても世の中には数多存在します
また、それなりのコストがかかるため、担当者によるデモや、一週間程度の無料トライアルを利用して、しっかり有効度を確認したうえで選定するのがよろしいかと思います
最後に、代表的なソーシャルリスニングツールを下記にご紹介しておきます
social insight:https://social.userlocal.jp/